インド暮らしと旅

暮らしながらゆるりと旅する夢のような生活と、インドで学んだ生きる知恵

勇気を出して、せーの

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南インドの聖地ティルバンナマライ。


最近は観光客も増えレストランやゲストハウスも増えてきているようですが

ぷらぷらと歩いていると昔ながらの生活も垣間見えます。

 

 

そう、これ、牛車!

 

 

重い荷物を運ぶ際はこうやって

牛さんがせっせと荷台を運び歩きます。

 

(ただし速度は超ゆっくり。)

 

 

 

ここの地元の人たちは牛さんを生活面でもとても大事にしている。

 

 


いま借りているアパートの庭にも3頭の牛さんたちがいますが

おばあちゃんたちは朝日が登る前から日暮れ後まで


せっせとひたすら牛さんの世話をしています。

 


エサをあげて、掃除して、散歩して、体を洗って、またエサをあげて。

 

 


夕方になると牛さんの集会(と勝手に呼んでいる)へ。

ご近所さんの牛さんたちがぞろぞろと集まります。


そして一斉乳搾りタイム。

 


搾りたての牛乳を地元の人たちがカップを片手に買いにやってきます。

 

 

 

 

話は戻りますが


この牛車、勇気を振りしぼって「乗せて!」と言えば

どうやら乗せてくれる雰囲気。笑


(もしくはしれっと乗ってみるとか。)

 

 


制服を着た学生たちがときどき後ろに乗っているのを見かけます。

 


まるでタクシーのような感覚。

そしてすごく絵になる。

羨ましい。乗ってみたい。(勇気がまだ出ない)

 

 

 

これはある旅人さんから聞いた話ですが

この「乗っちゃう」システム、

どうやらその辺を走っているバイクにも通用するらしい。

 

 

インドではバイクに2人乗り、3人乗り、4人乗りは当たり前なのですが


後者席が空いていたらチャンス!

 

 

えいやっ!とバイクにまたがり

「僕もあっちにいきたいから連れてって!」

と言えば結構な確率で連れていってくれるそう。

(ただし進行方向が同じな場合に限る)

(とりあえず乗ってから交渉がコツなんだとか)

 

 

 

なんて強引な作戦。

しかもちゃんと連れてってくれちゃうんだ。

交通費も浮くのは良いなあ。

 


やっぱりインドの人々はとっても優しいのです。

助け合い精神がとーっても強いのです。

 


いやいや、もしかしたら危険な場合もあるので

あんまり真似しないでくださいね。笑

 

 

アドベンチャー精神旺盛な男性はトライしてみてもおもしろいかも。

 

 

 

全力でカラスのモノマネするインド人

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リアルタイムの出来事です。

 

部屋の窓を開けているのですが


「全力」カラスのモノマネしてる人の声が

あっちからもこっちからも聞こえてきます。

 

モノマネっていっても、あれです。

「カーカーカーカアー!」 × 無限。

 

確認できるのは声のみ。

 

 

先日の朝、屋上で洗濯物を干していたら

隣の隣に住むインド人の家族が総出で

カラスの鳴き真似をしてました。

 

 

当のカラス(本物)はかなり遠巻きで様子を見てました。

 

 

声が枯れそうになるまでカーカーしてる彼ら…

 

なんの儀式なのかな。

誰かに聞いてみよう。

 


インドって不思議がいっぱい。

 


また更新します^^

365日ビーチサンダル生活

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ナマステ。

 


インドでは毎日満天の星空です。

屋上にヨガマットひいて天体観測がマイブーム。

 

(日本も良い天気が続いてるのかなあ)

 


自然の中で生活するってやっぱり心地が良いと感じる今日この頃。

 

 


2、3日前の夜、突然降ってきた雨から

じわ、じわ、と暑さが増してきたように感じます。

 

 

インドの夏は

(一年中暑いことには暑いのですが)

40度超えも余裕。まさに灼熱。

 


もうすぐあの暑さがやってくるのか〜と

なんだかちょっと楽しみにしている自分がいます。

 

 

 

気付けば一年中ビーチサンダル生活。

 


日本に帰ったら

またハイヒールとかブーツとか履いちゃうのだろうか。

 

 

全然想像つかないなあ。笑

  

あわよくば、一生ビーチサンダルで生きていきたい!

 

 

 


爽やかな風が吹いていて気持ちが良い。

のんびりまったり今日も過ごします。

 

 

また更新します^^

 

幸せには2種類あるという話

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「ヨガとは、生きること。」

 

 

こんな言葉をインドのどこかで見かけて


どういうことだろう?と

疑問と興味を持ったのがヨガを学ぼうと決めたきっかけ。

 

 


ヨガ発祥の地、インドで。

 

 

 

幼い頃から身体が硬いのがコンプレックスで

ヨガを学び始めるにはとても勇気が必要だったのだけれど

 

実際にヨガのポーズのことや歴史、哲学を勉強していくと

身体の柔軟性はあまり関係なかった!

ということにまず驚き。笑

 

 

 

ヨガの起源は5000年以上前にあると言われ

世界最古の書籍“ヴェーダ”にヨガのことが書かれていたそう。


(書籍に残される以前からその歴史は始まっていたとの説。)

 

 


YOGAはサンスクリット語で「結合」を意味し

悟り(サマディ)に至るためのプロセスとして確立されてきたようです。

 

ブッダもかつて修行の一環としてヨガを取り入れていたという話。

 

 

 

悟りを開く、つまり「本当の幸せ」をみつけるための方法

それがヨガとされてきたのです。

 

 


悟り、って…。

とヨガ哲学を勉強し始めた当時の私は思いました。笑

 

 

 

 

だけれど、学んでいくうちに

「これって現代に生きる人たちにこそ必要な知恵なのかも?」

と考えが変わっていったのです。

 

 

 

 


ヨガを学び始めるとき先生が

「幸せには2つの種類がある」

と教えてくれたのがとても印象的だったので紹介します。

 

 

 

“一時的な幸せ”

“永久的な幸せ”

 

 

 

前者は、物質的なものや他者、外部から与えられるもの。


例えば、

新しい洋服買ってハッピー!とか

今日はお給料日だから焼肉だー!とか

好きな人に可愛いって褒められて幸せ!とかとか。

 

 

後者は、自分の内側にすでにあるもの。


何にも依存することなく、欲に揺さぶられず、

私たちが自分自身の中にある幸福に気付くということ。

 

 

 


ヨガを通して見つけていく幸福は後者。

気付くこと、そしてそれを保っていくこと。

 

 

 

ヨガ、と聞くとイメージの強いアーサナ(ポーズ)ですが

実はヨガには呼吸法や瞑想、食事、生活習慣、人間関係までもが

それに含まれます。

 

 


ヨガ的生活を送ることによって心とマインドのバランスを整え

本当の幸せに気付くまたは保っていく

と、いうわけなのです。

 

 

 


幸せとは、何にも依存するものではない。

この言葉、ずしーんときました。

 

 

マインドのバランスは人生のバランス。

 

 

 


ヨガが数千年以上も前から

生きるための技術として解明されていたことが


個人的にはかなり不思議でなりません。。

すごすぎる。。

 

 

 


引き続き、面白そうなヨガ哲学や

ポーズとその効果についても書いていきたいと思います。

 

 

あの何万種類とあるヨガのポーズ、

全て動物からヒントを得て考えられたポーズなんですよ…。驚き。


そうだよね、当時はネットも本もないもんね。

自然や生物からヒントを得るしか。笑

 

 

 

tabikurashi.hatenablog.com

 

 

 

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tabikurashi.hatenablog.com

 

 

 


また更新します^^

 

 

 

 

芯のある美しさ

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先日のお散歩中に出会ったお母さん。

 

桜の花びらのような綺麗なピンク色のお花を

髪飾りにしていたので


写真を撮らせてもらいました。

 

 

 

南インドでは女性が本物の花を髪飾りにする習慣があります。

 

美しい、だけでなく

すれ違った時にふわっと香る花の匂いは

香水代わりにも。

 


いまいるティルバンナーマライでは

ジャスミンの花をつけている女性をよく見かけます。


(良い香り。。)

 

 


道端に花を売っている小さな出店がでています。

毎朝女性たちは色とりどりの花を髪に飾るのです。

そしもちろん神様にも毎日お花をお供え。

 

 

 

インドの女性は今もほとんどの人が

民族衣装であるサリーを身につけています。

 


日本人が好き?なモノトーンや地味色はあまり見かけず

色鮮やかで大胆なデザインのサリー布が多いので

道行く女性をじーっと見ているだけで楽しい。

 

 

 

インドの女性は髪も染めていない人が多いし

髪型もみーんな同じだし

お化粧もあまりしていない。

 

 

それでも表情や歩き方、話し方からは

内面にある美しさと強さを感じます。

 

 


長い黒髪をキュッと結んで

サリー姿で颯爽と歩くその姿には芯のある美しさ。

 

 


実はインド国内でも地域によって特徴的なデザインがあったり。

(個人的にはオリッサ地域のサリーが大好き。)

 


いまは流行とか最先端とかいろいろ選ぶことができるけど

やっぱり民族衣装って洗練されたものがあるなあ、と感じます。

 

 

 

桜色のお花をみて

日本はもうそろそろ桜のシーズンかなあ

(まだまだ寒いのかなあ。笑)


と日本に想いを馳せたそんな一日でした。

 

 


また更新します^^

インドの味あるローカル床屋

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いま滞在している南インドのティルバンナーマライ。

ここにはインドの神様「シヴァ」自身とされる聖山“アルナチャライ”。

 


標高900メートルほどの山ですが


インドの宗教、ヒンズー教の究極の聖地として

国内外から修行者や観光客が集まります。

 

 

(とはいってもまだまだ日本人には知名度が低いかも。)

 

 


インドの大聖者、ラマナ・マハリシの道場(アシュラム)をはじめ

たくさんの道場が点在しています。

 

 

この2ヶ月ほど、ここで


ヨガ、瞑想、ベジタリアン生活、動物と戯れる…

という、まるで老後生活のようなほのぼの暮らしをしているわけですが。笑

 

 

 


昨日はアルナーチャラの周りを時計回りにぐるっと歩いて回る

プラダクシナに行ってきました。

 

 

満月の日や特別な日には

プラダクシナで山のまわりを歩く人は10万人を超える日も。。

 

 


インドの人々の信仰心すごい。

人集まりすぎ。そして歩くの早い。(競歩並み。笑)

 

 

 


昨日は平日だったこともあり人は少なく

カメラ持ってのんびりと歩いてきました。

 

 

 

以前2回参加した時は、両日とも満月&夜だったのですが

お昼に歩くとまた雰囲気が違って、良い。

 


アルナーチャラの周囲には南インドらしい風景が広がっています。

山、田んぼ、畑、ヤシの木、ニワトリ、牛さんたち。

 


村や集落に暮らす人々の暮らしも垣間見えます。

 

 

 

 


今回この記事に使っている写真も昨日撮ったものです。

 

 

the 床屋。

半分外。丸見え。

 


アジアでよく見られるこの光景かなり好きなんですが

インドの床屋はより一層、味がある。

 

 

インドで町歩きをしてみると分かりますが

異様に床屋さんや理髪店が多い。

 


そして常にお客さん。

 

インドの人口が多いからなの?

インドのおじさまたちは実は相当髪型に気を使っているの?

 

 


外に椅子を置いただけの青空床屋もよく見かけます。

(鏡はお客さんが手持ちするシステム。笑)

 

 


ちなみにインドのこういった床屋、理髪店、美容室、ヘアサロン…

女性はほとんど見かけません。

 


インドの女性は髪を切らないからね!なんて話を聞いたことがありますが

たしかに黒髮ロング(&みつあみ)の女性比率がかなり多いです。

 

 


どうやら女性が髪を切る場合は人目のつかない必要があるよう。

 

家庭内でお母さんが切ってくれるか

外から見えない隠れたヘアサロンで女性スタッフに切ってもらうとか。

 

 


宗教的に男性が女性の髪を切るのはタブーなんだそう。

 

日本だと男性美容師に切ってもらったり

ガラス張りのヘアサロンだったりは当たり前の光景なので

すこし驚きです。

 

 

 

デリーやコルカタなどインドの中でも

都会!で、高級!な、デパートやショッピングモールでは

日本にあるような普通の美容室も見かけます。

 

 


一度、この味のある床屋で髪の毛切ってもらいたいけどなあ。

ちょっぴり勇気がありません。。

 

 


これからインドご旅行予定の方は、ぜひ。笑

(驚くほどの低価格です。)

 

 

 

 

また更新します^^

 

朝からこっそり鼻洗浄ヨガ

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今日の朝。

久しぶりに「鼻洗浄」しました。

 

 

 


想像してみて下さい。

 

 

 

 

 

顔を少し傾けて


片方の鼻の穴から塩水を流し込み


反対側の鼻の穴からぴゅー、と出す。

 

 

 

以上。笑

 

 

 

 

実はこれヨガの"浄化法"のひとつです。

 


ジャルネティ(Jalaneti)と呼ばれ

風で運ばれる汚染物や毒素を取り除き

不要なものを溜まりにくくする効果があります。

 

 


昔、産業地帯で働く人々もこの浄化法を取り入れていたのだとか。

 

 

 

ジャルネティをすると細菌が取り除かれ


風邪を引きにくくなったり

頭痛や不眠症、疲労、偏頭痛、てんかん副鼻腔炎などにも効果的。

 

 

 


まだ実践はしてないけれど、

花粉症にもかなり効くみたいです。

 

幼い頃から重度の花粉症で

日本にいたときは毎年これからの時期が憂鬱でした。。

 

 

(そういえばインドでは花粉症ならなかったなあ。)

 

 

 

 

先日ちょこっと紹介した

アジナチャクラを刺激し第六感を鍛える効果もあります。

 

 

 


他にも


「え…?」

と、ちょっと引いてしまうような浄化法がいくつかあるのですが。笑

 

 

 


これらの浄化法はハタヨガ(HathaYoga)の教えの1つです。

ハタヨガ、アシュタンガヨガ、は日本でもよく耳にしますね。

 

 

他にもカルマヨガ、バクティヨガ、ジャーナヨガ、ラージャヨガ…

などなどいろんなヨガがあります。

 

 

 

 

ハタヨガはインドの神様「シヴァ神」によって創られたもので

「Ha」は太陽

「Tha」は月を意味します。

 

 

 

知る人ぞ知る、クンダリーニヨガ(チャクラの開発!)も

このハタヨガが基本にあります。

 

 

 

 

個人的にはアシュタンガヨガ好きなので

ハタヨガ的な浄化法は鼻洗浄が限界。笑

 


他の浄化法も機会があったら紹介します。笑

 

 

tabikurashi.hatenablog.com

 

 

tabikurashi.hatenablog.com

 

 

 


また更新します^^