インド暮らしと旅

暮らしながらゆるりと旅する夢のような生活と、インドで学んだ生きる知恵

インドで「ヨガ」といえば“仙人の修行法”。

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タイトルの通り。

 

「ヨガ」とはインドの古い言語“サンスクリット”で
「結合」を意味することば。

 


身体と心の結合、
心と魂の結合、
魂と宇宙の結合。。


ここまで聞いた時点で
「あ、なんか日本のヨガと違う」という印象ですね。笑

 

 


インドの発祥であるヨガはその歴史なんと5000年。

 

書物に記録されているのがそれぐらい前だとわかっているけど
もしかしたらもっともーーーっと昔からあるかもしれない、って話。

 

 

紀元前ですね。
余裕で仏教よりも歴史が長いですね。


どうやらインドで悟りを開いたとされるあのブッダ
ヨガを修行の1つとして取り入れていたのだとか。

 

 

 

一般的に日本でのヨガといえば
ラクゼーションやエクササイズ効果を期待した
ストレッチやスポーツのような位置づけでしょうか。

 


最近はおしゃれなヨガスタジオも増えてたり。
可愛いなヨガウェアがたくさんあったり。

 

有名人やモデルさんが「ヨガやってます」って言っているのを聞くと
なんだかもうそれだけでスタイリッシュなイメージですよね。

 


日本にヨガが入ってきたのはずいぶん昔のようですが、
今のような形で流行し始めたのはつい最近。

 

インドのヨガ技法がぐるーっと地球を回って
アメリカからのルートで日本に入ってきているようです。

 

(だからなんかオシャレなイメージがあるのかな。。)

 

 

 

本来の「伝統的ヨガ」についてはまた詳しく書こうと思いますが

 

私たちが「ヨガってコレでしょ?」ってイメージしている
アーサナ」と呼ばれるもの(あの様々なポーズを取っていくやつ)は

ヨガという修行法のほんの一部分。

 

 


しかもヨガにもいろんな種類があって、
体を動かす必要のないヨガだってある。

 


「全然思ってたのと違うんですけど。。」て感じですね。

 

 

ヨガは歴史が長くて、どうやら修行法のひとつだったらしい、という点で

 


その修行法は人類が生きる上で
とてつもなく重要かつ効果的!であるがゆえに

数千年も前から今この現代まで語り継がれてきているのです。


面白いですね。

 

 

ヨガの第一人者であるパタンジャリさんという仙人(もちろん5000年前の人)はこう言っています。

 


『ヨガとは、
心の動きをコントロールすること、
幻想や拘束か自由になるプロセスである』

 


数千年前の世界もやはり現象世界には苦悩がつきものだったようです。

 


現代版でいえば
人間関係や仕事のストレス、病気、欲望、エゴ、とかとか。

それらから自由になること、解放されること。

 

 


最近では医療にヨガが取り入れられてると聞きます。
なんだか納得です。

 

ヨガ、アーユルヴェーダ、どちらもかなり歴史ある知識。

 

その知識・知恵がいま改めて注目されているこの現状、

もしかしたら何千年も前のインドの先人たちは
この時代にこれらの知恵が必要になると予知していたのでは。。

 


とか想像してみたり。

 


またヨガやアーユルヴェーダについての記事も更新していきます。