インドの味あるローカル床屋
いま滞在している南インドのティルバンナーマライ。
ここにはインドの神様「シヴァ」自身とされる聖山“アルナチャライ”。
標高900メートルほどの山ですが
インドの宗教、ヒンズー教の究極の聖地として
国内外から修行者や観光客が集まります。
(とはいってもまだまだ日本人には知名度が低いかも。)
インドの大聖者、ラマナ・マハリシの道場(アシュラム)をはじめ
たくさんの道場が点在しています。
この2ヶ月ほど、ここで
ヨガ、瞑想、ベジタリアン生活、動物と戯れる…
という、まるで老後生活のようなほのぼの暮らしをしているわけですが。笑
昨日はアルナーチャラの周りを時計回りにぐるっと歩いて回る
プラダクシナに行ってきました。
満月の日や特別な日には
プラダクシナで山のまわりを歩く人は10万人を超える日も。。
インドの人々の信仰心すごい。
人集まりすぎ。そして歩くの早い。(競歩並み。笑)
昨日は平日だったこともあり人は少なく
カメラ持ってのんびりと歩いてきました。
以前2回参加した時は、両日とも満月&夜だったのですが
お昼に歩くとまた雰囲気が違って、良い。
アルナーチャラの周囲には南インドらしい風景が広がっています。
山、田んぼ、畑、ヤシの木、ニワトリ、牛さんたち。
村や集落に暮らす人々の暮らしも垣間見えます。
今回この記事に使っている写真も昨日撮ったものです。
the 床屋。
半分外。丸見え。
アジアでよく見られるこの光景かなり好きなんですが
インドの床屋はより一層、味がある。
インドで町歩きをしてみると分かりますが
異様に床屋さんや理髪店が多い。
そして常にお客さん。
インドの人口が多いからなの?
インドのおじさまたちは実は相当髪型に気を使っているの?
外に椅子を置いただけの青空床屋もよく見かけます。
(鏡はお客さんが手持ちするシステム。笑)
ちなみにインドのこういった床屋、理髪店、美容室、ヘアサロン…
女性はほとんど見かけません。
インドの女性は髪を切らないからね!なんて話を聞いたことがありますが
たしかに黒髮ロング(&みつあみ)の女性比率がかなり多いです。
どうやら女性が髪を切る場合は人目のつかない必要があるよう。
家庭内でお母さんが切ってくれるか
外から見えない隠れたヘアサロンで女性スタッフに切ってもらうとか。
宗教的に男性が女性の髪を切るのはタブーなんだそう。
日本だと男性美容師に切ってもらったり
ガラス張りのヘアサロンだったりは当たり前の光景なので
すこし驚きです。
デリーやコルカタなどインドの中でも
都会!で、高級!な、デパートやショッピングモールでは
日本にあるような普通の美容室も見かけます。
一度、この味のある床屋で髪の毛切ってもらいたいけどなあ。
ちょっぴり勇気がありません。。
これからインドご旅行予定の方は、ぜひ。笑
(驚くほどの低価格です。)
また更新します^^