夏の光の中に
こんにちは。
8月になりましたね。
時間が経つのはいつもあっという間、です。
じりじりと夏の日差しを浴びていると
インドのあの灼熱の日々を思い出します。
「あれ?私って夏、好きだなあ。」と
最近ふと気が付きました。
昔はあまり暑いのが好きではなかったのです。
だけどこの「夏」特有の
照りつけるような太陽の光や
キラキラ光る海や波の美しさ
何かワクワクすることが起きそうな
心がはしゃいでいる感じも。
それから
アイスクリームを食べたときの最高に特別な瞬間も。
いろんな要素を含めて
「夏」って呼ばれているんだなあ、と感じます。
ちなみに海外バックパッカーをしていた時は
ほとんどが暑い国でした。
常夏、だったり
一応冬のような時期はあっても、気温は高かったり。
あとは荷物を最小限にするために
暑い時期を狙って旅の移動プランを考えたりしていました。
iphoneにダウンロードした音楽も、夏曲ばかり。
年中、夏ソングのプレイリストを聞いていたなあ。
窓が全開のローカルバスに乗って
砂埃と風を浴びながらイヤホンをして大音量で音楽聴くの、最高です。
(「旅してる!」って感じがします。笑)
今このブログを書きながら聴いているのは
「 Never Give Up / Sia 」
映画「LION」の主題歌です。
この映画は私も最近DVDで観たのですが
ぜひみなさんにお勧めしたい作品。
オーストラリアに暮らす主人公は、インド出身。
その生い立ち、人生には実はとても複雑な過去がありました。
過去に向き合う主人公と、彼を支える家族の物語です。
作中には主人公が幼い時に過ごした「インド」での情景が出てきます。
街の混沌とした雰囲気や、駅に流れる独特の時間や音。
道行く人々の歩き方や話し方。
まさに私がインドで見た光景そのものでした。
その光景がとても愛おしくて、懐かしくて。
DVD観終わった後ついもう一度再生ボタンを押してしまいました。
この作品はなんとノンフィクションで実際にあった話だそうです。
インドに滞在していた時も
映画館やバスの中などでインド映画を見る機会が何度かありました。
だけどなんだかインドで観るインド映画は
どれも主人公や作中の舞台が「上流階級」なのです。
(もちろん全部ではありませんが。)
一般庶民よりも裕福な暮らしの中でのストーリーが多かったように感じます。
役者さんもみんな比較的肌が白かったり
女性もサリーを着ているシーンが無かったり。
今回観た「LION」は
よりリアルな「インド」を映し出しています。
(監督さんが海外の方である、ということもあるかもしれません)
私がインド旅で1,2か月ほど滞在した
コルカタという都市も映し出されていて
つい感情移入して観てしまいました。
主人公の幼少期時代として出演している子役の男の子の
純粋でまっすぐな瞳が、とても印象的でした。
お時間がある人はぜひ観てみてください^^
また更新します