幸せには2種類あるという話
「ヨガとは、生きること。」
こんな言葉をインドのどこかで見かけて
どういうことだろう?と
疑問と興味を持ったのがヨガを学ぼうと決めたきっかけ。
ヨガ発祥の地、インドで。
幼い頃から身体が硬いのがコンプレックスで
ヨガを学び始めるにはとても勇気が必要だったのだけれど
実際にヨガのポーズのことや歴史、哲学を勉強していくと
身体の柔軟性はあまり関係なかった!
ということにまず驚き。笑
ヨガの起源は5000年以上前にあると言われ
世界最古の書籍“ヴェーダ”にヨガのことが書かれていたそう。
(書籍に残される以前からその歴史は始まっていたとの説。)
YOGAはサンスクリット語で「結合」を意味し
悟り(サマディ)に至るためのプロセスとして確立されてきたようです。
ブッダもかつて修行の一環としてヨガを取り入れていたという話。
悟りを開く、つまり「本当の幸せ」をみつけるための方法
それがヨガとされてきたのです。
悟り、って…。
とヨガ哲学を勉強し始めた当時の私は思いました。笑
だけれど、学んでいくうちに
「これって現代に生きる人たちにこそ必要な知恵なのかも?」
と考えが変わっていったのです。
ヨガを学び始めるとき先生が
「幸せには2つの種類がある」
と教えてくれたのがとても印象的だったので紹介します。
“一時的な幸せ”
と
“永久的な幸せ”
前者は、物質的なものや他者、外部から与えられるもの。
例えば、
新しい洋服買ってハッピー!とか
今日はお給料日だから焼肉だー!とか
好きな人に可愛いって褒められて幸せ!とかとか。
後者は、自分の内側にすでにあるもの。
何にも依存することなく、欲に揺さぶられず、
私たちが自分自身の中にある幸福に気付くということ。
ヨガを通して見つけていく幸福は後者。
気付くこと、そしてそれを保っていくこと。
ヨガ、と聞くとイメージの強いアーサナ(ポーズ)ですが
実はヨガには呼吸法や瞑想、食事、生活習慣、人間関係までもが
それに含まれます。
ヨガ的生活を送ることによって心とマインドのバランスを整え
本当の幸せに気付くまたは保っていく
と、いうわけなのです。
幸せとは、何にも依存するものではない。
この言葉、ずしーんときました。
マインドのバランスは人生のバランス。
ヨガが数千年以上も前から
生きるための技術として解明されていたことが
個人的にはかなり不思議でなりません。。
すごすぎる。。
引き続き、面白そうなヨガ哲学や
ポーズとその効果についても書いていきたいと思います。
あの何万種類とあるヨガのポーズ、
全て動物からヒントを得て考えられたポーズなんですよ…。驚き。
そうだよね、当時はネットも本もないもんね。
自然や生物からヒントを得るしか。笑
また更新します^^